便秘に対するオステオパシー的考察
オステオパシーでは正常な重心のバランスを考慮に入れ、腹部の圧力が正常であれば適切な刺激が直腸部までかかることにより、便を押し出す蠕動運動が行われると考えます。
重心線の異常、特に後方重心では下腹部にうっ滞が生じやすく、正常な腸の蠕動運動が行われずに、便秘傾向になりやすいのです。
またS状結腸縲恍シ腸の解剖学的な位置関係から、いわゆる宿便(滞留便)があると、骨盤内圧に左右差を生じ、機能的な歪みを生じてしまいます。
オステオパシーでは直腸部にリズミカルな刺激を与えたり、腸間膜の柔軟性を取り戻す手技を加え、重心線を正常に戻すように調整することにより、便秘の改善を図ります。
また、基本ではありますが、水分の摂取や食物繊維の豊富な食物の摂取、規則正しい食事時間と定期的な運動も慢性便秘の改善には重要な要素です。
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